「独立・起業」ワンポイントアドバイス

7 アイデアを形にして起業するなら

2013年 10月 7日

 ちょっとしたきっかけや発想の転換から、新しい事業が生まれる可能性もあります。
主婦が子育て支援のヘルパー事業を始めたり、サラリーマンだった人が発明品を販売する事業を立ち上げたり、あるいは最近では、健康や環境エコに特化した商品やサービスを提供する事業がヒットする傾向もあります。

 それまで誰も思いつかなかったアイデアがきっかけとなって、新しいビジネスが生まれる―ニッチをねらった、すきま産業的な事業がヒットする可能性は、いつの時代もあるのです。
 

●発想力+ニーズを読み取る力が必要
 新しいアイデアから事業を展開するには、ニーズを読み取る力が不可欠です。いくら目新しい発想でも、その商品やサービスを必要とする人が一定の割合で見込めないことには、ビジネスは成り立ちません。
 

●継続できる独自性を打ち出せるかが分かれ道
 アイデアを事業化する際に、ニーズに次いで重要なのが、成長性・継続性のある分野であることです。
 たとえ、ニーズがあるにしても、それが一時的なものならば事業として継続できる可能性は低いといえます。あるいは、あっという間に同業者が増えて淘汰されてしまったり、大資本が参入してきて押しつぶされてしまう可能性もあります。立地面や価格の競争になると、資金が潤沢なほうが有利に展開できるからです。

 こうした競争に生き残るには、自社にしか提供できない商品やサービスを持つことが必要となってきます。
 たとえば、秘伝の調理法によるカレーショップや、地域の伝統産業と融合した小間物屋などは、独自のノウハウとネットワークを生かしています。また、特許を取得した技術・商品を売りにすれば、独自性がもてます。このように、ちょっとやそっとでは他社が真似のできない独自性をいかに打ち出せるかがカギとなります。

 さらに、すでに多くの同業者が進出している分野であれば、新規参入の余地の有無や、差別化できる武器やアイデアがあるか否かを、冷静に判断する必要があります。

PAGE TOP